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少年時代のエピソード

やんちゃな子供でしたが、それが社長業にいきている

正直言っていいかどうかわからないですけど、すごくやんちゃな子供でした。兄の面談なのに、兄は優秀だから何も言われず、30分のほとんどは私への説教でした。「あんたの学校に行くのは嫌だ」といつも母親に怒られていました。

そんな少年時代でしたが、今の社長業にはいきていると思います。やんちゃな人にはリーダーシップがあって、仲間をつくるのが上手な人が多いです。社長って人を惹きつける力が絶対的に必要なんですよね。だから自分で言うのも変ですが、人を惹きつけて、動かす力はあるのかなと思います。

少年時代のエピソード
最大の試練

全国ワースト5からの脱却を目指すも、
店長全員から一斉に辞表をつきつけられる…

私はトヨタ自動車に8年勤めた後、当社に入社しました。当時、私の父が社長をしていましたので、全国にある販売店のワースト5にいたことも知っていました。そこからの脱却が自分に課された使命だと思っていたので、意気込んで入社しました。

スポーツに打ち込んできたこともあり、努力すれば成果につながるという経験もあったので、その感覚で改革に着手しました。人によって限界値が異なるにもかかわらず、私は全員に同じことを課しました。当然、私のやり方について来れる人もいれば、ついて来れずに音を上げる人もいました。

そしてある日突然…全店舗の店長から一斉に辞表を突きつけられました。
「もうついて行けない」と。まさに窮地でした。

そんな私に手を差し伸べてくれたのは、一番のベテラン店長でした。彼も辞表を出した一人です。彼は、もっと現場の声に耳を傾けて、お互いにやれることを一緒に見つけていかないかとアドバイスしてくれました。

「会社を良くしていきたい」という想いは全員同じ。今回の騒動は、私の一方的なやり方への反発でした。ベテラン店長の勇気ある助言により、バラバラだった皆の心を一つに束ねていくきっかけになりました。

会社の再建

全国販売店の上位10%だけに与えられる
トヨタ表彰を10年連続受賞

ネッツトヨタ神戸に入社し、改革に着手して8年目のことです。全国販売店の常にワースト5だった当社が、2007年に初めてトヨタ表彰を受賞しました。トヨタ表彰は、全国販売店の上位10%だけに与えられる、トヨタ系ディーラーにとっては最も栄誉ある賞です。

表彰式の壇上で、豊田章男社長(当時)から「おめでとう」と言葉をかけていただいたときは感動しました。現場のスタッフも受賞の知らせを聞いた時は感動したと思います。

表彰されることは、誰にとっても嬉しいことです。ここまで頑張ってくれた社員と私の自信につながり、「来年も受賞しよう!」というモチベーションにもなりました。来年も受賞するには、現状維持ではいけません。さらに改善し、もっといいサービスを提供していかなくてはなりません。決して簡単なことではありませんが、みんなよく頑張ってくれました。

最終的には、10年連続でトヨタ表彰を受賞することができました。最後の2年間は「総合賞」という最上位賞をいただくことができました。この功績が評価され、念願だった「GR Garage西宮店(2019年)」「LEXUS尼崎店(2021年)」も開業することができました。いずれの店舗も優秀な販売店にしか認められないので、本当に社員一人ひとりの頑張りのおかげだと思っています。

会社の再建
大切にしていること

すぐに答えを得られる時代だからこそ
「考える力」は武器になる

どんな仕事においても、「知っている」と「できる」は別物です。本当に実力をつけたいと思ったら「やってみる」という挑戦が必要です。

当社は兵庫県の東エリアに18店舗を構えていますが、店舗によって「客層」や「売れる車種」は異なります。ですので本社主導の運営スタイルではうまくいきません。

そこで当社は、各店舗の店長・マネージャーを経営者として位置づけて、店舗運営を一任しています。「サービス品質の向上」「イベントの企画・運営」など、特にスピード感が求められるようなことには裁量権を与えて、自主的に取り組んでもらっています。

実際にやってみると、「イベントに人が集まらない」「スタッフが同じ失敗を繰り返す」など、店舗運営の大変さに気づくでしょう。AIに質問すればすぐに答えを得られる時代ですが、店舗運営においては自分の頭で考えて実行することが不可欠です。たくさんの失敗も経験するでしょう。だけど、その経験は確実にあなたの「実力」となります。

もちろん店長・マネージャーに限らず、すべてのスタッフが自ら考えて実行する組織になることが理想です。失敗を怖がらず、むしろ失敗から学んで、成長していってほしいです。

メッセージ

自分の思い一つで、
常識にとらわれずに挑戦できる環境です

ネッツトヨタ神戸が目指すのは、地域に愛される「町いちばんのクルマ屋」になることです。それを実現するには、常識にとらわれない挑戦が不可欠です。裏を返せば、常識にとらわれていたら、「町いちばんのクルマ屋」にはなれません。

当社はクルマの販売・整備という枠を超えて、ファンづくりイベントの開催や、地域貢献活動に取り組んでいます。本部主導による取り組みもあれば、各エリア・各店舗が主導になって企画・運営している取り組みもあります。

「こんなイベントをやったら面白そう」「こんな取り組みをしたら喜んでもらえそう」というアイディアや改善案があれば、ぜひ店長・マネージャー、さらには本部に提案してください。あなたのアイディアを実行するのに、何人もの上司の決裁(ハンコ)は必要はありません。あなたのアイディアと挑戦が「町いちばんのクルマ屋」の実現に不可欠です。一緒に働ける日を楽しみにしています。

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